推せるところしかない

エビちゃんOL全盛期には、レディースのシルバーダイヤルにすればよかった……と男前なモデルにした自分を悔やんだことも。サントスやタンクアメリカンを手に入れてからは、使用頻度が減ったこともありました。

けれどアラフォーになり、この少し大きめなサイズ感とボリュームが、枯れてきた手元をフレッシュに見せてくれることに気づいてから、グッと出番が増えました。文字盤のブラックも、曖昧になってきた輪郭を引き締めてくれます。もう、推せるところしかない。

10代で選んだのは31ミリのボーイズサイズ。少し大きめなサイズが手元の印象をフレッシュにしてくれます(『わたしのジュエリー365日』より)

あれれ~? おっかしいぞ~? ロレックスが相棒って言ってるけど、ほかに3つも時計があるよ。このおばちゃん、時計たらしなんじゃない?

失礼だな、純愛だよ。

※本稿は、『わたしのジュエリー365日』(CCCメディアハウス)の一部を再編集したものです。


わたしのジュエリー365日』(著:pepper/CCCメディアハウス)

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