娘は遠くの看板を指差した
「あれは?読める?」
娘は遠くの看板を指差した。
「遠くは、見えない」
「そうなんだ」
「これは近くの文字がよく見える眼鏡だから」
「そうなんだ」
「遠くを見るのは、いつもの眼鏡」
わたしはいつもの黒ぶちの眼鏡にチェンジした。
「あれは?読める?」
娘は遠くの看板を指差した。
「遠くは、見えない」
「そうなんだ」
「これは近くの文字がよく見える眼鏡だから」
「そうなんだ」
「遠くを見るのは、いつもの眼鏡」
わたしはいつもの黒ぶちの眼鏡にチェンジした。