須田さんだからこその成せるワザ
一方で、AKB48の姉妹グループの中でも、地元への根差し方で群を抜いていたSKE48の中心的存在を長年、担ってきた須田さん。前述のメ~テレでは、先輩の松井玲奈さんから引き継いだオムニバスドラマ『名古屋行き 最終列車』があり、須田さんは後輩たちと共に毎年、出演してきました。
さらには中日ドラゴンズや、名古屋市、愛知県が主催するイベントにSKE48のメンバーが招かれることがしばしばあります。
その筆頭が須田さんで、10月15日と16日、3年ぶりに開かれる「名古屋まつり」でもアンバサダーに選ばれ、6日、名古屋市役所で行われた委嘱式に登壇。主催団体の会長を務める河村たかし市長から「爆発してちょ」と委嘱状を渡された須田さんは、「夢のようにうれしいです。心から市民として祭を楽しみ、笑顔の爆発を起こしたいです」とコメントしました。
こうしたフレーズがスラスラと出て来て、常に満面の笑みを絶やさず、目上の方を気持ちよくさせるのも「神対応」「釣り師」だからこその成せるワザ。
その河村市長をおおいに喜ばせたのは2018年6月16日、ナゴヤドーム((現・バンテリンドームナゴヤ)で行われたAKB48グループの「世界選抜総選挙」の開票イベントでした。そこで、SKE48の松井珠理奈さんが初の1位に輝き、須田さんが2位に。つまり、地元の会場で、SKE48のメンバーがワンツーフィニッシュに輝いたのです。