まだ幼少期パートながら涙、涙の展開です…(イラスト:タテノカズヒロ)
福原遥さんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、総合・午前8時ほか)。パイロットに憧れる主人公・岩倉舞が、大阪府東大阪市と長崎県の五島列島を舞台に「空」の世界を目指して奮闘する姿が描かれています。一方、今連載では、漫画家でイラストレーターのタテノカズヒロさんが過去の放映回から印象に残ったシーンとともにドラマを振り返ります。今回は第1週「お母ちゃんとわたし」について。

第1週あらすじ

1994年、大阪府東大阪市。小学3年生の主人公・岩倉舞(浅田芭路さん)は、ネジ工場を営む父・浩太(高橋克典さん)、母・めぐみ(永作博美さん)、そして兄・悠人(海老塚幸穏さん)の4人家族。

原因不明の発熱で小学校を休みがちだった舞。久しぶりの登校で飼育係になり、そこで生涯の親友となる望月久留美(大野さきさん)とウサギの世話をしますが、そのウサギが脱走。必死に探すことに。

舞の幼なじみ・梅津貴司(齋藤絢永さん)が見つけてくれて事なきを得たが、走り回ったせいでまた発熱してしまいます。そんな舞の症状に、浩太とめぐみは医師から環境を変えることを勧められ、めぐみは、結婚以来帰ることのなかった故郷の長崎・五島へ舞を連れていくことを決意する――といったストーリーが展開しました。

タテノさんが注目したポイントは?