4年間、寝ても覚めてもバッシングに恐怖する日々

いまなら笑ってしまうようなウソみたいなプロフィールが、毎週のように報じられては、わたしは立ち読みすることを止められずにいました。

よせばいいのに、わざわざ毎週お店に行き、立ち読みして、「なにこれ!? どうすればいいの!?」と悔しさといら立ちで沈んでしまう。それでもまた、週刊誌を手に取ってしまう。

わたしが負のスパイラルに迷い込んでいると、今度はこうした報道を真に受けた読者の方たちの存在が、大きくなってゆきました。

自宅のポストが荒らされ、わたしのブログにも、加トちゃんのブログにも攻撃的なコメントが書かれ、自宅には無言電話が何カ月も続き、複数回の引っ越しを余儀なくされました。

日本料理を学ぶために勤務していた飲食店にも毎日のように電話が鳴り響き、迷惑をかけてしまうことが心苦しく、自主退職しました。挙句の果てには友人のネイルサロンにも、嫌がらせのFAXが届くようになって……忘れられるのは、寝ている時間だけ。でも、どんどん眠ることも難しくなってゆきました。

ふと見上げると、ボコボコに壊されたわたしの自転車が、木の幹に吊るされ揺れていました

4年間、寝ても覚めてもバッシングに恐怖する日々でした。