コロナはフードサービスが産業化するためのチャンス
この2年ほどの間、コロナ禍で飲食業界は大変な試練にさらされました。それもまた、この業界が産業になっていなかったからだと思います。
言ってしまえば、選挙にも行かない、税金もきちんと払わないような人たちだと思われたからこそ、厳しい目にさらされたんです。
ともあれ、長いことやっているといろんなことが起こります。いいことなんか、一つも起こりません。起こるのはいやなことばかりです。ですが、それを乗り越えてこそいまがあります。
ぼく流に言えば、すべてはエネルギーがやっていることで、エネルギーは調和の方向にしか働かないから、コロナも突きつめれば、調和に向かい社会がよくなるための一つの現象だと受け止めています。コロナはフードサービスが産業化するための絶好のチャンスだとも思っています。