【寝室】
まず片づけたいのは寝室。長い時間を過ごす場所であり、就寝時は無防備になるため、被災する確率が高いからです。寝ているときに家具が自分に倒れてこないか配置を確認し、危ない場合は移動すること。ドアの開閉の妨げになるモノも撤去しましょう。
1)カーペットやラグは端がめくれて足を引っかけやすいため、敷かないのがベスト。室内を横断する延長コードもすっきり整理して。足元灯を設置すると、暗闇での移動も安全
2)本や新聞、服、段ボール箱などを床に置かないことを最優先して。とくにドア・窓付近は避難の妨げになるので絶対にNG
3)家具は自分に倒れてこない位置に移動し、転倒防止グッズでしっかり固定。家具の上にモノを置くと頭上に落下する危険があるので、すべて撤去する
4)ベッド下にスリッパかスニーカーをビニール袋に入れて置いておくと、地震後の散らかった家の中から安全に避難できる。ランタンと非常時に持ち出すモノ(代えがきかないメガネ、入れ歯、薬など)を入れたポーチを枕元に常備