「一目ぼれして買ったけど、結局着ない服」がある方必見。買い物の失敗を減らす方法とは――(提供:photoAC)
洋服に時間とお金をかけておしゃれを楽しむ人が多い一方、着回しを考えるのが苦痛、という人も多いのでは。着回しについて、人気スタイリストのあきやあさみさんは、自分が納得できる同じ服を何回も着る、「制服化」することを勧めています。「高い服を買っても結局あまり着なかった」そんな買い物の失敗を減らすには、自分の“トリセツ”を作ることが大切とのことで――。

自分だけ“トリセツ”で最高の制服を探す

せっかく「ちょっといい服」を買ってもなかなか着なかったという経験はありませんか?(私はたくさんあります!) 今まで購入した中で「心から気に入ってたくさん着た服」や「気に入って買ったけどなかなか着なかったな……」と思った服を自分の取り扱い説明書“トリセツ”にすれば買い物の失敗が減るのではないか?

と思って作った図です(図3)

ファッション選びの6要素(『一年3セットの服で生きる――「制服化」という最高の方法』より)

私はこの(1)〜(6)を満たしたファッション(少なくとも、どの項目も大きくズレていないもの)が「最高の1セット」だと考えています。

(1)ブランディング
なりたい姿を表現する!
こんな人生を生きたい!と、演出したい自分像を表現すること

(2)キャラクター
好きなものを身につける!
自分の好み、性格、考え方に合っていること

(3)外見との調和
似合うもので魅力を引き出す!
一番自分をきれいに見せてくれるシルエット、デザイン、色を着ること

(4)トレンド
旬を生きる!
時代の大きな流れを理解し、継続的にアップデートしていくこと

(5)TPO
信頼感がある人になる!
季節、行く場所、会う人、状況や目的に合っていること

(6)機能
心地よく過ごす!
自分が快適に心地よく身につけられる服であること