ファッションの“トリセツ”の作り方

(1)ブランディングとは「なりたい姿」

実は最初に考えてほしいのがこの要素です。好きな服を着ていても、似合う服を着ていてもなんだかしっくりこない……ということがあったら、「どんな風になりたいか」を考えてから服を選んでみてください。

ここは「コンセプト」と紐づくところでもあります。自分の「なりたい」を外見だけでなくイメージやキーワードから導いてファッションを選んでいくと、ブレないファッションの軸が見つかります。

(2)キャラクターとは「好きなもの」

次に考えてほしいのが「好きなもの」です。「好き」というのはいろいろな要素があるとは思うのですが、心から惹かれるもの愛おしいなと思うものであればぜひファッションに取り入れてほしいと思います。

好きなものだけで全身コーデするとごちゃごちゃしてしまう……という方は全身の中で1箇所だけ「好き」を入れればいいのです。アクセサリーや小物で取り入れるのがおすすめです。

『一年3セットの服で生きる――「制服化」という最高の方法』(著:あきやあさみ/幻冬舎)

(3)外見との調和とは「似合うもの」

自分の外見に「似合うもの」を知っておくことも大切です。自分の肌色や体形に似合う服を知っておくと、スタイルが良く見えたり顔色が良く見えたりいいこと尽くしです。

しかし、好きではないものを無理矢理着る必要はないのです。できれば「なりたい姿」でかつ「好きなもの」の中から「似合うもの」を探していきましょう。