マイナス要因を念頭におく

運動と「先端防衛法」のおかげで、毎年冬には欠かせなかったリビングの電気カーペットもほとんど使いませんでした。

夜のベッドには電気毛布ではなく昔ながらの湯たんぽ。身体が乾燥しないとのことです。

紫苑さん愛用のゆたんぽ(写真提供:著者)

その結果、昨年のガス・電気代はというと、

【11月】ガス3053円、電気3093円

【12月】ガス4225円、電気代3255円

となっていました。どちらも前月分となりますが、電気代よりガス代のほうが高いのは、まだエアコンを使っていないせいです。もっとも高かったのは、1月分、つまり12月の電気代で6416円でした。

暖房費は家計において、すでに大きな割合を占めています。それでいて、暑さ寒さが年々厳しくなっているうえ、電気代値上がり傾向の今、そのウエイトはみなさんのお宅でもさらに大きくなっていくのではないでしょうか。

しかも我々世代は、年を重ねていくにつれ寒さに弱くなっていく。マイナス要因は増えていくばかり。

だからこそ、そのマイナス要因を念頭におくことで「そもそもどう暮らすか」を再検討してみてはいかがでしょう? 一世帯で2割程度電気代が上がるなら、2割程度節電できないか、考えてみる。そういうことです。