中森明菜、小泉今日子、松本伊代―。今から40年ほど前にデビューしたアイドルたちは、「花の82年組」と呼ばれ、1982年はアイドル当たり年ともいわれています。今回はそんな花の82年組の名曲を、売上枚数順にランキング形式でご紹介します。
花の82年組とは
1980年にデビューした松田聖子がヒット曲を連発すると、各事務所やレコード会社はこの波に乗ろうと準備を始めました。その結果、翌年の1981年には間に合わなかったものの、1982年に多数のアイドルがデビューします。彼らはその豊かな個性で人気を集め、「花の82年組」と呼ばれるようになります。この記事では、花の82年組がそれぞれ最も多く売り上げた名曲を、売上枚数順にランキング形式でご紹介していきます。
第7位:三田寛子『駈けてきた処女(おとめ)』(8.6万枚)
1982年にリリースされたデビューシングル。三田寛子本人が出演した「カルピスソーダ」のCMソングとしても知られています。1980年に引退した山口百恵の路線を狙い、作詞は阿木燿子、作曲は井上陽水と、いずれも山口百恵に楽曲提供の経歴がある2人が手掛けています。