第3位:松本伊代『センチメンタル・ジャーニー』(34.2万枚)

1981年にリリースされたデビューシングル。ロッテ「ガーナチョコレート」のCMソングとして使用されました。デビューシングルでありながら、松本伊代自身最大のヒットとなり、代表曲となりました。この曲で、松本伊代は翌1982年の第24回日本レコード大賞新人賞を受賞しています。「伊代はまだ16だから」という歌詞が印象的です。

第2位:中森明菜『セカンド・ラブ』(76.6万枚)

1982年にリリースされた3枚目のシングル。『ザ・ベストテン』では、自身初の1位を獲得した曲です。繊細な歌詞と優しいメロディでティーンネイジャー特有の揺れる心情を表現したバラード曲となっています。

「売野雅勇 「少女A」は、中森明菜と僕、作曲家・芹澤廣明3人の運命を変えた。チェッカーズへの道筋もこの曲が開いてくれた」はこちら

第1位:小泉今日子『あなたに会えてよかった』(105.4万枚)

1991年にリリースされた32枚目のシングル。小泉今日子本人が作詞を手掛けています。TBS系ドラマ『パパとなっちゃん』の主題歌としても知られ、ピュアで切ない歌詞が人気となりました。当時、女性アイドルが歌う曲としては初めてのミリオンセラーを記録した他、小泉今日子自身最大のヒット曲となりました。

おわりに

花の82年組の曲の中で、特に人気を集めた7曲をご紹介しました。世代によって、当時よく聞いていた曲から初めて名前を聞いた曲まで、さまざまあることでしょう。今回取り上げた以外にも、彼らが歌った曲には数々の名作があります。今でも視聴や購入が可能な曲が多いため、当時の音楽を通して昭和の雰囲気に浸ってみるのもおすすめです。