安心するために、人生プランを立てる

以上を踏まえて、もう一度、家計を見直してみてください。そして現状を見直したら、次に、将来についてざっくりと人生プランを立ててみましょう。

いつまで仕事が続けられそうか。どれだけ貯蓄ができそうか。会社員の人なら、どれくらい退職金がもらえそうか。年金はどれくらいになりそうか。

こうしたことから、老後のために、どれくらいのおカネを蓄えておけば安心かという数字が導き出せます。正確でなくてもいいので、目標のようなものを立ててみてください。きっと安心できるはずです。

博子先生の結論!
生命保険より現金が大事!ひとりだからこそ将来プランの再確認を!!
(出所:帝国データバンク「食品主要105社」価格改定動向調査(10月)より)
荻原流「いますぐできる生活防衛術」
●ロスを出さない3カ条


(1)買い物は冷蔵庫のなかの写真をスマホで撮ってから
 →冷蔵庫のチェックを手早く済ませダブりを買わない!

(2)メニューが決まっていなければ総菜売り場から回る
 →総菜売り場でメニューを決め逆戻りで野菜売り場へGO !

(3)レジ前で1 品返す
 →「あってもいいかな?」は「なくてもいい」ということ!

 

※本稿は、『「夫の財布」はいますぐ妻が握りなさい!』(ビジネス社)の一部を再編集したものです。


「夫の財布」はいますぐ妻が握りなさい!』(著:荻原博子/ビジネス社)

給料、ボーナスの正しい使いみちから、不動産、教育、老後生活の家計作戦。
そして「おひとりさま」のマネー道まで〔自分と家族がトクする資産防衛術!〕
ダンナへのイライラが減り着実に貯蓄が増える!