「階段」はとにかく一段片づけてみる
続いて「階段」です。
そう聞いて「え!? 階段にちょい置き? それって危なくない?」などと思う方もいるかもしれません。しかし、現実には「ちょい置き先」として大変よく見かける場所の一つです。
置かれるモノは雑誌に書類、買い物してきたものが入った袋、洗濯し終えた衣類、などなど。
床から2~3段くらいについ、ひょいっとものを置く方が多いようです。モノをたくさん置けば、上り下りするためのスペースがわずかな隙間しか残されていない、なんてこともあり、とても危険です。
受講生の中には、1階から2階まで、階段のすべての段にものを置いてしまい、お困りの方がいました。
階段のコーナー、L字の部分も要注意。そこだけ少々広さがあるのでちょい置き場として使いがちです。受講生には野菜を置いている方なども。
ともあれ、ひとつ置くと、いつの間にか心の中で置き場所とみなしてしまい、2つ、3つと置いてしまう。これには注意が必要です。
解決策は、「まず手の届くところから片づけてみること」です。
階段で言えば、一段から順に片づけてみましょう。いっぺんに片づけるのが難しそうなら、今日は一段目、明日は二段目。こう聞けば、すぐにできそうではありませんか?
全段にモノを置いていた受講生とは、ついに片づけが終わったとき、「開通式をしないと!」と言って一緒に喜びました。