持ち方ひとつで、印象は変わる

靴やアクセサリーと違って、バッグだけが身体から離れているもの。

ですから、より一体感を求めて、全体とのバランスを重視します。

『大人女子の小さなマナー帖 一流のお客様に学んだ気づかい』(著:横田真由子/大和書房)

コーディネイトの完成度を左右するのは、バッグなのです。

また、理想の完成形には持ち方も重要です。ショルダーバッグやクラッチバッグは、地面と平行に持たず、やや斜めに持つと着痩せ効果があります。

写真に写るときに、真正面から写るより、斜めに写ったほうがすっきり見えるのと同じ効果です。

持ち方ひとつで、印象は変わります。

そして、ふたつのバッグを同時に持つとき、サブバッグは違う種類と大きさのものを選ぶことです。

例えば、同じ大きさのトート型のバッグを2つ、振り分け荷物のように、同じように両手に提げるように持つと、どんなに素敵なバッグでも素敵に見えません。

ひとつは小さいショルダーバッグにしたり、クロス型のボディバッグにして、非対称に持ちます。