（4ページ目）Snow Man主演、最後の『滝沢歌舞伎』開幕。目黒蓮はバックで踊った時代を振り返り…ラウールは「滝沢君にTwitterに感想を書いてほしい」と新橋演舞場『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』公開ゲネプロ・初日前会見｜連載

4月19日からは映画館でのライブビューイングも

Jr.時代、岩本、深澤、渡辺、阿部、宮舘、佐久間の6人で活動していたSnow Manは、2019年1月に、Jr.のユニットである宇宙Sixに所属していた目黒、関西Jr.として活動していた向井、そしてJr.の少年忍者の一員だったラウールの加入により9人体制となった。オリジナルメンバー、加入組それぞれに思いがあっただろうが、なかでも中学生だった15歳でセンターを任されたラウールの重圧はどれほどのものだったか。

舞台終盤、激しく回転する五条大橋で雨に打たれながら歌い踊る「Memories」。その中に、まず6人が橋の上に立ち、続いて彼らにいざなわれた目黒と向井が橋に上がり、最後まで合流できずにいたラウールが岩本に引き上げられて9人が揃い、前を向く、という演出がある。まさに6人から9人になった彼らが嵐の中を進む様を表しているようで、思わずSnow Manというグループがたどってきた道のりと重ね合わせてしまった。

『滝沢歌舞伎』の集大成として、Snow Manが演出も担当した『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』。「メンバーから、（演目に）入れたほうがいいよと言われました」ということで、深澤扮する江戸一番の美女・お丸さんも登場。おなじみ舞台上での生化粧も健在だ。4月19日からは、映画館でのライブビューイングも予定されている。まだまだ公演は始まったばかり。このまま千秋楽まで元気に走り抜けてほしい。

5月15日（月）発売の「婦人公論6月号」では、カラーグラビア6ページでステージルポを掲載予定。各メンバーの素敵なカットが満載です。ぜひご覧ください。