お医者さまネットワーク
こまめに医療機関のお世話になっていると、自然とお医者さまの知り合いが増えていきます。別の病院へ移られたり、新たにクリニックを開業されたりする先生もおり、どんどんお医者さまネットワークが広がっていきました。
コロナ以前は、私の誕生日パーティにさまざまなお医者さまが駆けつけてくれたものです。その際、なにかのときのためにと、役者さんたちにご紹介したりもしました。
仕事でおつきあいのある皆さんの相談に乗ることもあります。ときには恋愛の悩みから、相続問題で弁護士を紹介してほしいといったことまで、相談事はさまざま。なかでも一番多いのが、「いいお医者さんはいませんか」というものです。
たとえば「ちょっと目が変なんです」「喉の調子が悪いんです」などと言われたら、「※※病院の先生に電話してあげるから、行ってみたら?」といった具合です。ときには重篤な病気で相談を受ける場合もあります。コロナが始まってからは、マスクで肌がかぶれるのでいい皮膚科の先生はいないか、という相談も増えました。
身体にかかわることですから、本当に信頼できる先生しか紹介しません。その点、自分が診ていただいたことのある先生は、実績はもちろん、お人柄も含めてよく知っています。そんな私のお医者さまネットワークをご存じの皆さんは、「身体のことでなにかあったら、石井ふく子に連絡を」と思っているようです。
ご縁のある方々が助けを必要としているときサポートするのも、私の仕事だと考えています。そういう形で皆さんのお役に立てるのなら、私としても本望なのです。