親の立場としてモノをみるように
この3組の親子の話は、どれも他人事でないと同時に、あることに気がついた。
VTRを見ている時、わたしは誰に感情移入するかといえば、圧倒的に親の方であった。そりゃそうだろうと言われればそうなのだが、
わたしはいつの間にか、子どもの立場ではなく、親の立場として、モノをみるようになっているのだ、と気づかされた。
つい、この前まで、「母のせいで」「子どもがどれほど親の影響を受けるものか」「親なら親らしくあってほしい」「褒められなかったから、わたしの自己肯定感が悲惨!」と叫んでいたはず。あんなに苦しんだはずの娘としての数十年だったが、解決すればするほど過去の話になる。過去の話になれば、苦しさを思い出すことすら困難だ。(忘れっぽい性質なのかもしれない!)
常々思うが、なんの問題だって、今直面している人でないと大いなる共感は難しいのではないかと思う。安易に「わかるよ、こうだよ」と言う発言には躊躇するが、できるだけ子どもの悩みに寄り添いたいと思う。
親だ、子どもだ、の前に
相手の立場に立つことの大切さを思い出すことができた。
時折注意喚起をされないと、
自分の常識で突っ走ってしまうので。
おそろしや頑張り屋のわたし!
「おとなりさんはなやんでる。スペシャル 今、親に言いたいこと」
Eテレ 5月6日(土)午後4時15分~4時58分
※子どもや若者の幸せについて考える
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