イメージ(写真提供:Photo AC)
ゴールデンウィークが終わり、各地で仕事や学校が再開されました。8日の月曜日にはTwitterで「満員電車」や「電車遅延」といったキーワードがトレンド入りするなど、連休中とは一転して慌ただしい雰囲気となっています。毎年この時期は、環境の変化によるストレスから「5月病」になり、無気力や不眠といった症状に悩まされる人が急増します。さらに今年は、連休が明けると同時に新型コロナが5類に移行したため、仕事がリモートから出社に切り替わって生活リズムが大きく変化した人も多いようです。5月病の原因となるストレスをうまく解消し、この時期を乗り越えていきましょう。

5月は心身の不調が起こりやすい

5月病は一般的に、新年度に切り替わって1ヵ月ほど経った5月ごろに症状が表れる人が多いとされています。症状としては、やる気が出なくなったり、疲れやすくなったりすることが多いようです。

4月は進級や進学、就職、異動など環境の変化が大きく、新しい環境に適応しようと知らず知らずのうちに無理をしてしまいがちです。そのような状態で連休に入ることで、張り詰めていた緊張の糸が切れ、心身に不調が表れてしまうと考えられています。

なお、5月病は正式な病名ではありません。医学的には「適応障害」や「抑うつ状態」と関係しているとされています。

 

5月病の自覚症状

5月病でよく見られる症状には、「気分の落ち込み」や「無気力」などがあります。

 

これらの症状を放置しておくと、うつ病や適応障害に進行してしまうことがあるため要注意です。