やめたこと「ママ友に執着」
「ママ友と仲良くなれない……」と日本の友人から相談を受けたことがあります。
私は、子どもたちの学校生活が始まる前にフランスに移住をしたので、日本のママ友を経験したことがありません。
友人の話によると、子ども同士が仲良しだから少し無理して付き合いをしているそうで、なんだかとても複雑だなという印象を受けました。
フランスの考え方は非常にシンプルです。
「気の合う人とだけ仲良くなる」、それだけです。
特に我が子は都市部の公立の幼稚園と小学校へ通っているので、白人のフランス人だけでなく、アラブ系、アフリカ系、アジア系など、さまざまな価値観や教育方針を持った人が集まっています。
挨拶しかしない人、学校の情報交換をする人、一緒に出掛ける人、プライベートな話をする人、それを決めるのは自分です。
※本稿は、『「当たり前」を手放したら、人生が豊かになった フランスでやめた100のこと』(大和出版)の一部を再編集したものです。
『「当たり前」を手放したら、人生が豊かになった フランスでやめた100のこと』(著:ロッコ/大和出版)
フランスに住んで7年、たくさんのことを手放したら、毎日がグンと楽しくなりました!
「フランス」と聞いて、「上品」「優雅」といったことをイメージされるかもしれませんね。でも、フランスってそれだけじゃないんです。
この本では、浪費家&完璧主義だった日本人デジタルクリエイター・ロッコが、人生を劇的に変えた「“素朴”で幸せな暮らし」の秘密を、撮り下ろし写真と共に紹介します――