ロッコさんが、フランスの暮らしのなかで、手放したら人生が豊かになった「当たり前」の一つに『苦手な人とかかわる』があるそうで――(写真:『「当たり前」を手放したら、人生が豊かになった フランスでやめた100のこと』より)
「フランスの暮らし」と聞くと、「上品」や「優雅」といったイメージをする方も多いのではないでしょうか。「私のフランスでの日常は、優雅で上品というよりも、ずっと素朴なものです」と語るのは、フランスに住んで7年、デジタルクリエイターとしても活躍している日本人のロッコさん。ロッコさんが、フランスの暮らしのなかで、手放したら人生が豊かになった「当たり前」の一つに『苦手な人とかかわる』があるそうで――。

やめたこと「友達100人」

「1年生になったら友達100人できるかな?」という歌を覚えていますか? 

私は、「日本だけではなく、世界中に友達を作りたい!」と思い、海外の学生と文通をしたこともあります。

のちに、SNSが普及して、繋がりが多いことをステータスに感じていた時期もありました。

ちょうどその頃、夫と出会い、衝撃を受けたのは言うまでもありません。