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かつて女性の辛さは「女三界に家無し」と表現されました。しかし現代、「本当に住む家が買えない、借りられない」という危機的状況に直面するケースも増えています。そして男女雇用機会均等法で社会に出た女性たちが、会社勤めをしていればそろそろ一斉に定年を迎える時期に…。雇均法世代である筆者は57歳、夫なし、子なし。フリーの記者・編集者。個人事業主ではあるが、見方によっては「無職」。ずっと賃貸派だった彼女が、60歳を目前に「家を買おう」と思い立ち、右往左往するリアルタイムを、心情とともに綴ります。

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軽井沢ブランド

地方にも東京の不動産価格高騰の波が影響しているようだ、ということは前回、地方の新築マンションを見た際に指摘しました。この際、アラ還の終の棲家探しという目的からは脱線しますが、ものはついで、不動産バブルが端的に分かる場所に行ってきました。軽井沢(長野県軽井沢町)です! 別荘地としての「軽井沢ブランド」は健在、今も、観光客にも別荘族にも、人気はかなり高いようです。

こちらは最近のリフォーム中古物件。フローリングは、最近はやりの明るい色味だが、板幅は広めになっている。ちなみに最近は、フローリングと見分けがつかないフローリング調のフロアタイルもある。フロアタイルは、床に敷き詰めるシートで、土間調やフローリング調などさまざまなタイプがある。フローリングよりも安くあがるため、賃貸の大家や、中古を安価にリフォームしたい業者から重宝されている。触ってみればわかる(写真提供◎筆者)

6月中旬の晴れた日、軽井沢から旧軽井沢あたりを回りました。平日にもかかわらず、街中には欧米人や中国人ら外国人観光客がわらわら。旧軽井沢の有名蕎麦店には30人ほどの行列があり、若い日本人のカップルや女性グループもたくさんいました。お金持ちの別荘族らしき人々は、ロードサイドの高級スーパーに高級外車で乗り付けていました。