筋肉量と寿命の関係
あるとき、区の体育館の健康イベントに行った時のこと。「健康診断」なるものをやっていて、そこに高機能の体重計が用意されていました。
今や体重計では、体脂肪だけではなく、筋肉量などのほかに「体内年齢」まで測れるのですね。
図っていただいたところ、体重は秘密としても、BMIは18・4、体脂肪率20.4%。そして筋肉量は34.85kgとなっていました。
このうち、たとえば筋肉量は「老年医学会 日本人筋肉量の加齢による特徴」などによると、55-64歳で35.2kg、65-74歳で33.9kgでしたので、年齢に比べれば、なかなかいい数字を保つことができていたようです。
年を重ねると、基本的に筋肉量は減っていくとされます。
たとえば厚生労働省のサイト(「高齢者における栄養の特性と課題、フレイルと栄養の関係」)などによれば、一般に筋肉量は40歳代より低下が始まり、最終的に80歳までに30%から40%低下するといわれています。
さらに、筋肉量が多いほど長生きするというデータ(「筋肉と健康・寿命の関係 筋肉量が落ちるリスクと病気について」<NHK>)まであり、筋肉と寿命はとても深い関係にあると言えそうです。