節約生活も3年ほどになる紫苑さん。貯まってきたのはお金だけではなかったそうで――(写真提供:著者)
母子家庭で、二人の子どもを育てながらフリーランスで仕事をしてきた72歳のひとりシニア・紫苑さん。そのため年金の額は月に5万円ですが、お金を遣わなくても安心して暮らすための工夫の数々をブログに記すと話題となり、楽しい毎日の様子は新聞やテレビなどでも紹介されるようになりました。その紫苑さんの節約術を日々の暮らしとともに紹介していくのが当連載。第16回のテーマは「節約生活で貯まっていたもの」です。

健康になったような

食費を月1万円までにするという、節約生活を始めておよそ1年経ったころ。なぜか毎朝のだるさがなくなり、あまり疲れを感じなくなりました。

それはもちろん、あくまで「より健康になった」という主観的な感覚だったのかもしれません。

それでも、そんな前向きな気持ちを抱く毎日はありがたく、日々いろんなことに挑戦できるほどの気力・体力がついてきたように、それこそまるで若返ったようにも感じていました。

それから2年近く経ちますが、食事は変わらず安く、それでいて身体にいいものをメインとした日々を送っています。