とにかくモノは置かない

どの部屋でもそうですが、特に寝室にはできるだけモノを置かないようにというのが鉄則です。

真っ暗な部屋にモノが転がっている…なんて状態は、言うまでもなく地震の際にとても危険です。仙台に住まいがあり、東日本大震災を経験している私としては、特に声を大にして言いたいところ。

また細かいことですが、眠る際にモノが目に入れば入るほど、あれこれ考えてしまい、良質な眠りの妨げにもなりがちです。

そのうえで片づけるべきは、まず床。床にものが置きっぱなしの状況は、安全も見た目も好ましくないので率先して片づけましょう。

阿部家の寝室。床に何も置いていません(写真:著者)

それから、寝室にあるタンスやドレッサーも要チェック。

上にモノがたくさん置かれていたままになっていませんか? ドレッサーの足元にモノが置きっぱなし、なんて風景もよく見かけます。通販で届いた箱などが置いてあったり、ちょっと隠したりするのに良い場所になっていることも。

使わないものはまず処分。ケースにひとまとめにするなどしてすっきりさせましょう。