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夏は腸内環境が悪化しやすい
善玉菌の好物を摂取しよう
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善玉菌の好物を摂取しよう

腸内環境を整えるのにおすすめなのは、「善玉菌に有効なエサを与える」方法です。善玉菌は食物繊維をエサとしますが、中でも「アラビノキシラン」と「βグルカン」という食物繊維は、善玉菌が増え、有効な代謝物を産生することが研究で明らかにされています。

近年は、腸内細菌が発育する際に出す「代謝物」に注目が集まっています。善玉菌が出す代謝物の1つ「短鎖脂肪酸」は、炎症を抑える、肥満を防ぐ、脂肪肝、糖尿病など生活習慣病と関係するなど、様々な有益な働きがわかっています。さらに、悪玉菌が増えるのを抑え、腸内環境を整える働きがあります。

善玉菌が代謝物を出すためのエサは「発酵性食物繊維」、中でもアラビノキシランとβグルカンは有効性が明らかになっています。これらを両方摂ることが腸活には重要です。

 

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