まねして投稿してみると

私もまねしてみようと思い立ち、文具店で原稿用紙と万年筆用のインクカートリッジを購入しました。次に書店に向かい、目につく雑誌を手に取り、読者投稿コーナーをリサーチ。そしてコンビニへ。全国紙の新聞をすべて買いました。それぞれの読者投稿コーナーに、どんな人がどんなことを書いているのか、じっくり読んでみたのです。

最初に投稿したのはある主婦向け月刊誌でした。採用され、景品としてショッピングバッグが送られてきました。我ながら驚きつつ、心が躍ったのをよく覚えています。

弾みがつき、次々と投稿するようになった私は、何かあるとすぐメモしておくようになりました。雑誌の特集記事の感想やニュースについて思ったことなど、ネタは身の回りにたくさんあります。

気をつけなくてはいけないのが二重投稿。うっかりすると自分でもどの雑誌に何を送ったか忘れてしまうものです。それを防ぐために、ノートに投稿の記録をつけ始めました。

年末には、その年に届いた金券やチケットなどを持って金券ショップへ行き、現金化。《ちりも積もれば山となる》で、ご祝儀や不祝儀などの出費をまかなうことができました。