北山くんのソロ歌唱に“一耳惚れ”

先日、ニッキにインタビューする機会があり、その話をしたところ、「僕の初演出は“プレゾン”の10周年のときですよ。でも、本当の初演出は高校時代の『蒲田行進曲』」と教えてくれました。明大中野付属高校に通っていたニッキ……。同級生には少年隊のほかにシブがき隊やパパイヤ鈴木さん、石川秀美さんらがいて、「幕の開け閉め担当は植草(克秀さん)、テープレコーダーで音出ししてたのは石川秀美」と懐かしい話をしてくださいました。

『太陽からの手紙』のキスマイに話を戻すと、「え? いまのJr.って、こんなに歌もダンスも上手なの? 演技もできちゃうの?」とビックリ仰天したのを憶えています。特に私は北山くんがソロで歌う声に一瞬で“一耳惚れ”し、心から感動。観劇後、すぐに取材を申し込みました。

翌週、取材を受けてくれたのは北山くんと藤ヶ谷太輔くんと玉森裕太くんという“主演”の3人。週刊誌だったので掲載記事がまたすぐに「青山劇場」の廊下に貼られ、それを見てくれた風間俊介くんから「美保子さん、キスマイと北山のこと褒めてたね。北山も喜んでたよ」などと言ってもらい、以来ずっとキスマイのことを応援し、記事に書いたり、『ドデスカ!』(メ~テレ)で特集を組んだりと、暑苦しく(!)接してきました。