実際の現場で求められるのは【その子らしさ】

「アヴァンセ」のHPの中の”オーディション詳細“の前段には、「経験不問、ノウハウはこれから身につければいい」という見出しの後に、「実際の現場で求められるのは【その子らしさ】であり、【子どもらしい顔】なのです。その子にしかできない伝え方【演じ方】があるはずです。チャレンジをお待ちしています」とあります。

今秋、その「アヴァンセ」から10月9日スタートの市原隼人さん主演ドラマ『おいしい給食 season3』(テレビ神奈川ほか)に3名の所属俳優が出演します。

給食をこよなく愛する市原隼人さんが活躍する痛快な学園物語『おいしい給食』。紙吹みつ葉さんの小説が原作
©『おいしい給食』製作委員会

“1980年代の中学校を舞台にした、笑って泣ける学園食育エンターテインメント”の同作は2019年の連続ドラマに始まり、劇場版やseason2、続編映画を経てseason3がスタートするという大人気シリーズ。実は私も同作の大ファンで、夫と揃ってリアタイする数少ないドラマでもあります。

まずは、ムードメーカー的なお茶目な不良リーダー、浅葉浩二役で出演する石澤柊斗さんです。「抱き合わねぇし!」「泣いてねぇし!」の台詞が印象的な『日本生命』のテレビCM「幸せを長く」篇にも出ている…と言えば、「あぁ、あの男の子!」とわかる方も多いことでしょう。

石澤柊斗さん(アヴァンセ提供)

2021年には吉沢亮さん主演の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)で渋沢喜作役だった高良健吾さんの幼少期を演じて話題となり、映画『罪の声』では「日本アカデミー賞」優秀助演男優賞を受賞した宇野祥平さんが演じた生島聡一郎の壮絶な子ども時代を演じて評価を受けた“若き演技派”です。