ホームボタンはなぜ廃止された?
iPhone X以降(iPhone SE2、SE3は除く)、iPhoneの画面下部にあったホームボタンが廃止されました。
「ボタンを押すだけでホーム画面に戻れる」など、物理的でわかりやすい操作性に慣れ親しんでいたユーザーが多かったため、ホームボタンの廃止にあたっては戸惑いの声が続出したようです。
廃止の理由については明言されていませんが、「ディスプレイをより広く活用するため」などが理由ではないかと考えられています。
<ホームボタンの有無によって操作が異なるジェスチャの例>
・ホーム画面に戻る
ホームボタンがあるモデル:ホームボタンを1回押す
ホームボタンがないモデル:画面の下端から上にスワイプする
・起動しているアプリの一覧を開く(マルチタスク)
ホームボタンがあるモデル:ホームボタンを2回押す
ホームボタンがないモデル:画面の下端から上にスワイプして中央で指を止め、放す
イヤホンジャックがないのはなぜ?
iPhone 7からイヤホンジャック(有線イヤホンを挿すための穴)が廃止され、一般的な有線イヤホン(口径が3.5mmのもので、パソコンやテレビ、ゲーム機に対応していることが多い)を使用することができなくなりました。そのため、今流通している多くのiPhoneにはイヤホンジャックがついていません。
イヤホンジャックが廃止されたのは、「防水性を向上するため」や「イヤホンジャックを削除し、空いたスペースに部品を追加して機能を向上するため」などが理由であるとされています。
<iPhoneでイヤホンを使う方法>
・iPhoneの端子(iPhone14までは「Lightning」、iPhone15以降では「USB-C」)と3.5mm口径の有線イヤホンとをつなぐ「変換アダプタ」を使用する
・Lightning端子(iPhone14までのモデルの場合)またはUSB-C端子(iPhone15以降のモデルの場合)の有線イヤホンを使用する
・無線イヤホンを使用する