《社会的信用を得るため》に結婚したつもりの寅子だったが……(『虎に翼』/写真提供:NHK)

 

現在NHKで放送中の伊藤沙莉主演・連続テレビ小説『虎に翼』。数々の困難を乗り越え、日本初の女性弁護士となった伊藤演じる主人公・猪爪寅子だが、この2週間は、妊娠によって仕事をあきらめ、戦争で大切な人を亡くし…とつらい出来事が続く展開となった。

独身では弁護の依頼を任されないからと、「仕事のため」に優三と結婚したはずの寅子だったが、優三の気持ちを知り、本当の夫婦になっていく。愛する娘も生まれたが、仕事はやめざるを得なくなり、終戦間際、ついに優三にも赤紙が来た。

数々のつらい出来事の中、優三との結婚を機に、愛する人との幸せを感じる瞬間も多くあった。色々な感情が渦巻く寅子をどんな思いで演じていたのか。

主人公・寅子を演じる伊藤沙莉さんのオフィシャルインタビューが発表された。

 

裁判には勝訴したが、依頼人・満智の嘘を見抜けず、自分の甘さを痛感したことも(写真提供:NHK)

 

まず、依頼人の嘘、同士の離脱、恩師からの言葉に弁護士を辞め、出産するも戦争で優三は出征…と怒涛の展開となった第8週の内容について、