魚焼きグリルでトルコ料理キョフテを作る
10月の上旬、イスタンブールに行って来ました。
30年前にバックパッカーをしていたとき、人が温かくて食事がおいしくてずいぶん長居をした国、トルコ。高層ビルが林立し、道行く人のファッションもものすごく変わったけど、石畳の急な坂道や船着場の屋台、湿気を含んだボスフォラス海峡の風はちっとも変わらず、胸がキュンとしました。
ロカンタ(食堂)に並ぶのは、ぶどうの葉やなすの肉詰め、いんげん豆の煮込みなど不動のメニュー。もちろんドネルケバブも回ってました。
今回、目からウロコだったのがキョフテの弾けるおいしさ。キョフテはラムや牛の肉だんごです。専門店の炭火焼きには敵わないけど、日本の魚焼きグリルでも香ばしく焼けることを発見!
薬味の野菜にかけるスマックという酸っぱい香辛料は、ふりかけのゆかりにそっくりだから代用可能。食欲をそそる肉の香りが漂ってきたら、アナトリア産の赤ワイン、カヴァクリデレの「ヤクーツ」でシェレフェ(乾杯)! またすぐに飛んで行きたいイスタンブールなのです。
一度食べればやみつき! おつまみレシピ
作り方(2人分)
①ラムまたは牛赤身肉200g、玉ねぎ小¼個は大まかに切ってフードプロセッサーに入れ、ひとまとまりになるまで攪拌する。卵黄1個、パン粉(細目)大さじ1、塩小さじ⅔、胡椒・クミンパウダー各少々を加え混ぜる。
②手にオリーブ油をつけて①を6等分し、2㎝の厚さの木の葉形に整え、強火で熱しておいたグリルで焼いて火を通す。青唐辛子またはしし唐辛子4本も一緒に焼く。
③玉ねぎ¼個とピーマン⅛個は薄切りにして混ぜる。
④フラワートルティーヤ1枚は温めて8等分に切る。
⑤器に②と④を盛り、③を添えてスマックまたはゆかり少々を振る。
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