イメージ(写真提供:Photo AC)
近年、学校の運動会に変化が起きています。子どもの安全や教員の労働環境などに配慮した結果、従来のプログラムが見直されるようになったためです。しかし、同時に運動会の定番風景も消えつつあるとして、戸惑いを覚える保護者もいます。

半日だけ開催

運動会といえば午前・午後の二部構成が一般的でした。

しかし、この数年で「半日のみ開催」とする学校が増加しています。午前中のみで全プログラムが終了するので、お弁当の持参すら必要ないことも!

このような開催方式が広まったきっかけは、コロナ禍の感染対策です。

当初は長時間の密集を回避するために、やむを得ず半日開催にする学校が多かったのですが、結果として「教員の業務負担が減る」「競技数が減れば練習時間も減り、その分授業時間を確保できる」「熱中症のリスクを下げられる」など多くのメリットがあったため、継続して行われるようになりました。

【保護者の意見は…】

(肯定派)

・「お弁当を作らなくていいので助かる」

・「暑すぎて午後まで体力がもたないので午前中のみでいい」

(否定派)

・「短すぎて物足りない/思い出にならない」

・「もっと子どもの活躍を見たい」

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