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はじめに
化粧品やシャンプーなどがもらえる・安くなる銘柄
「化粧品銘柄」の選びかた 初心者には難しい?化粧品の「株主優待」銘柄への投資

化粧品やシャンプーなどがもらえる・安くなる銘柄

株主優待で、化粧品やシャンプー・トリートメントがもらえる、また、割引券で安く買える銘柄を紹介します。

ポーラ・オルビスホールディングス(4927※)(株価1,486円、最低投資額14万8,600円)では保有株数に応じてポイントがもらえ、好きな商品を選択できます。100株では、3年未満15ポイント、3年以上35ポイントがもらえ、1ポイントあたり約100円。2023年12月権利では、15ポイントでポーラの「パンセ ド ブーケ ボディシャンプー」やディセンシア「トライアルセット」が選べ、余ったポイントは3年間の繰り越しもできました。権利月は12月です。

※証券コード…証券取引所に上場する企業に割り振られる識別コードです。従来は数字のみの4桁で構成されていましたが、2024年1月以降に新規上場した企業には、数字だけでなく英文字も入ったコードが設定されるようになっています。

ナック(9788)(株価551円、最低投資額5万5,100円)の株主優待は、マキアレイベルの化粧品で、2024年3月の実績は、100株以上で「薬用マイクロバブルローション(税込4,750円)」の化粧水でした。内容はその年によって変わりますが、5万円ほどで約5,000円の株主優待がもらえ、配当金も約4%あります。300株では化粧水と洗顔フォーム、500株では化粧水、洗顔フォーム、パック・セラムがもらえました。権利月は3月です。

美容院でのヘアケアアイテムを販売するコタ(4923)(株価1,676円、最低投資額16万7,600円)では、100株以上で、3年未満は5,000円相当、3年以上は5,000円~8,000円相当のヘアケアアイテムがもらえます。このコタでは、2011年から、毎年3月末に100株が110株になる株式分割※を行っていて、2024年3月も100株が110株になりました。以前から保有している人は100株が110株、121株……と増えていくため、もらえる配当金も増えます。権利月は3月です。

※株式分割…発行されている株式を、より多くの株式に分けることをいいます。これにより株数が増え、1株当たりの株価は下がるので、投資家が株式を購入しやすくなります。

 

株主優待券
株主優待券(筆者撮影)

アイスタイル(3660)(株価542円、最低投資額5万4,200円)では、100株保有で、@cosme shoppingでの割引券(合計6,400円分)と、@cosme STOREでの10%オフ割引券3枚(1枚あたり税抜3万円まで利用可)がもらえます。権利月は6月です。

ビジョン(9416)(株価1,244円、最低投資額12万4,400円)は、主力はWi-Fiルーターレンタルのため、意外な化粧品銘柄と感じるかもしれません。株主優待ではWi-Fiルーターレンタルサービスやグランピング施設利用料を選べるほか、化粧品では「KO SHI KA|こしか」のスキンケアセット9,720円相当が3,000円の優待券2枚で選べます。

権利月は12月、6月の年2回。100株保有すると、6月に3,000円分2枚、12月に3,000円分2枚がもらえるため、年2回のスキンケアセットがもらえます。