「保険に入ろうと思っているけれど、何から手を付けていいかわからない」「保険選びってよくわからないから、誰かに相談したい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そんななか「保険は、人生の中でマイホームの次に高い買い物。ムダな保険を見直すだけで大きな節約になる」と話すのは、ファイナンシャルプランナーの長尾義弘さんです。そこで今回は、長尾さんの著書『1日1分読むだけで身につく保険の選び方大全100』から、保険選びに役立つアドバイスを一部ご紹介します。
保険は人生で二番目に大きな買い物!?
日本人の約8割が何らかの保険に加入しています。
では、生命保険の保険料はどのくらい払っているのでしょうか。
生命保険文化センターの調査によると、世帯平均で年間37.1万円(月額約3万円)です。
男性の平均は20.6万円(月額1.7万円)、女性の平均は16.0万円(月額1.3万円)です。
生命保険は超長期の契約です。20年間、30年間、長ければ40年間も払い続けることがあります。
年間37.1万円だとすれば、20年間の総支払額は742万円、30年間では1113万円になります、人生の中でマイホームの次に高い買い物が保険だと言われるのも、うなずけるのではないでしょうか。
家計の中で、保険料は大きなウエートを占めています。ムダな保険に入っていることは、家計にとってもムダでしかありません。逆に言えば、保険を見直すだけで大きな節約になるわけです。しかも、一度見直すと節約の効果はずっと続きます。