世間から「大丈夫?」と思われがちな生涯独身、フリーランス、40代の小林久乃さんが綴る“雑”で“脱力”系のゆるーいエッセイ。「人生、少しでもサボりたい」と常々考える小林さんの体験談の数々は、読んでいるうちに心も気持ちも軽くなるかもしれません。第39回は「クリスマスの東京ディズニーランド:おばさん、飲む!食べる!2」です。
実は東京ディズニーランドも飲めます
前回の「クリスマスの東京ディズニーランド:おばさん、はしゃぐ1」から続く、東京ディズニーリゾートのおばさん旅。続いてはやはり、旅の醍醐味、食に触れましょう。
実は数年前から東京ディズニーランドでもアルコールが飲めるのです。アプリでもアルコール取り扱い店舗が検索できるので、飲兵衛の方はぜひお試しを。いい気分で巡るクリスマスムード満点パーク内なら、非日常感がさらに高まっちゃいますね。
この日は『トルバドールタバン』で私はクラフトビール(ハーヴェスト・ムーン/880円)、編集長はホットカクテル(バーボン&ココア/830円)を購入。
「いや〜、このカクテル、たっぷりバーボンが入ってる〜。これは都内の飲み屋よりもお得ですね」
急にご機嫌な編集長。確かにチョコとマシュマロの甘みも、アルコールもある。これはあったまる〜。
クラフトビールも喉ごしが良くて、ゴクゴクいけました。これで疲れも吹っ飛ぶというもの。注目してほしいのはビールの入ったグラス。キンキンに冷えたままがキープできるし、落としても割れないという優れもの。せっかくなのでトイレでグラスを洗って、持ち帰って、今でも自宅のビールタイムに活躍しています。これぞ、おばさん力。