83歳の保健学博士・石田良恵先生は、健康教室の講師の仕事や地方出張などを積極的にこなされています。そんな石田先生が、シニアの健康のためにおすすめするのが、誰でも気軽に取り組める「ボケない散歩」です。そこで今回は、石田先生の著書『ボケない散歩 83歳、健康を研究する教授の習慣』から抜粋し、再編集してお届けします。
ボーッと歩いていたらボケてしまう
歩きながら見て、感じて、考える。
これが脳にも心にも効く散歩です。
これが脳にも心にも効く散歩です。
「ボーッと歩く」とは、周囲の景色や音、足の感覚などに注意を向けず、ただ何となく足を動かしている状態のこと。つまり、五感を使わずに歩いている状態。私は、こんなふうに考えています。
「五感を使って歩く」具体例があれば、やりやすいですよね。私なりの工夫をご紹介しましょう。
・周りをよく観察します
例えば、すれ違う人の表情やしぐさを横目でチラッと見て、いろいろ想像するのが楽しみ。しかめっ面で歩いている人を見ると、「機嫌が悪そうね、何か嫌なことでもあったのかしら」と思ったり、重そうに鞄を抱えている人を見て、「あの鞄に、何が入ってるのかしら」と考えたり。
こうしていろいろ想像すれば、脳はフル回転します。退屈するなんてこともありません。