歩く機会がほとんどなかった90歳の女性

私がとても感動した女性のエピソードです。この方は90歳で、教室の開催当初から参加されています。

初めてお会いしたとき、足の筋肉がとても少なく、両足はまるで棒のようでした。「転ぶのが怖いから、歩きたくない」が口癖で、教室に来るときも車。日常生活でも、歩く機会はほとんどない状態でした。

まじめな方なので、それでも欠かさず教室に通い続け、自宅でもできるかぎり毎日、筋トレを行ってくれました。すると、少しずつ足の筋肉がついてきたのです。

そしてある日、「最近、犬の散歩をするようにしているの」という言葉が。最初は耳を疑いました。「転ぶ不安がなくなったの。散歩が楽しくなったわ」と、笑顔で話してくださったときの表情は、以前とはまるで違っていました。