生活そのものが豊かになっていった
そういえば、以前は地味な色合いの服が多かったのに、最近は明るい色の若々しい服でいらっしゃるようになりました。それまでは車での移動ばかりだったのが、歩いて外に出る機会が増えて人の目を意識するようになり、自然と身だしなみにも気を配るようになったのだと思います。
実は、見た目に気を配ることは、心の健康を保つだけでなく、認知機能の維持にもつながる可能性があるという研究報告もあります。身だしなみや化粧への意識が高い人ほど、気持ちが前向きで、生活の質も高い傾向があるそうです。
90歳の生徒さんの変化は、まさにその好例です。歩くことがきっかけで、見た目も気持ちも前向きになり、生活そのものが豊かになっていったのです。
橋本先生も、身だしなみの変化にはすぐ気づかれたそうです。さらに、「歩くスピードが速くなりましたね!」と驚かれていました。筋肉がついて歩幅が広がり、姿勢も安定してきたのだろうと、先生は分析されていました。歩くことで体が変わり、心が変わり、生活そのものが変わったのです。
この方は、今でも元気に教室に通い続けています。