厚生労働省によると、2024年3月末時点での全国の調剤薬局数は6万2828軒で、今やコンビニよりも多いといわれています。地域によっては何軒もの調剤薬局が集中していて、どれを利用すればいいか悩む人もいるかもしれません。「薬をもらえるならどこでもいい」というわけではなく、立地や営業時間は最低限確認しておきたいポイントです。調剤薬局で薬を受け取るのが負担な場合は、オンライン予約や配達サービスも選択肢に入ります。
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調剤薬局選びのポイントは?
待ち時間の長さが気になる場合は…
調剤薬局選びのポイントは?
病院で渡される処方箋には有効期限があり、交付日を含め「4日間」です。この日数には休日や祝日も含まれるので、処方箋を渡されたら速やかに調剤薬局に向かう必要があります。そのため、なるべく行きやすい調剤薬局を選ぶようにしましょう。
〈ポイント1:立地〉
自宅の近くにある調剤薬局がおすすめです。
調剤薬局は病院の周辺にあることも多いので、通院している病院の近くを選ぶ人もいるかもしれません。ただ、何らかの理由で通院先が変わった場合、調剤薬局までの距離が遠くなってしまうことは留意しておきましょう。
〈ポイント2:営業時間〉
仕事などで普段調剤薬局に行く時間がなかなか取れない人は、営業時間も確認しておきましょう。土日祝日がお休みの薬局や、17時や18時には閉まってしまう調剤薬局も多いためです。
ドラッグストア内に併設されている調剤薬局であれば、深夜まで営業していることもありますが、「ドラッグストアの営業時間=調剤薬局の営業時間」ではない点には注意しましょう。お店によっては、ドラッグストアは営業中でも、調剤薬局は閉まっているということもあります。
また、ドラッグストアによってはそもそも調剤薬局が併設されていない場合もあるため、事前に公式HPなどで確認しておきましょう。