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「捨てるのはもったいない」と二の足を踏んでしまうモノが、思わぬ収入源になったり、誰かの役に立ったりすることも。どの方法がよいのか、不要なモノを活かす道を試してみると――

自分はいらなくても必要としている人はいる

壊れているわけでも着られないわけでもないから、捨ててしまうのはもったいない。けれど今後も使う予定がない――。そういったモノに占拠され、部屋が片づかない家庭は多いのではないだろうか。

筆者もその一人で、夫と二人暮らしの自宅は、いるのかいらないのかわからないモノで埋め尽くされていた。ところが先日、予定外の引っ越しをすることになり、それらと向き合わざるをえない事態に。結果として、かなりの不用品を手放すことになった。

「自分はいらなくても、それを必要としている人は案外いるもの。不用品を手放す際は、できるだけ捨てる以外の可能性を考えてみることをおすすめします」と言うのは、節約アドバイザーの和田由貴さんだ。

捨てる以外の具体的な処分方法としては、「売る」「譲る」「寄付する」が考えられる。わが家には、もう十分楽しんだ本やコミックス、CD、DVDが多数あり、まずそれらを手放すために、中古品の買取販売を行う「ブックオフ」の宅配買取を利用した。