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人生100年時代、現役世代を駆け抜けた後はどのように過ごせばいいのでしょうか。精神科医の保坂隆先生いわく、人生後期は無理をせず「ほどほど」をキーワードに過ごすことが大切とのこと。『精神科医が教える 人生を楽しむ ほどほど老後術』より、日常生活を元気で楽しく暮らすための知識をご紹介します。

食事の時間を充実させる

「料理をつくるのが億劫で……」というひとり暮らしの人は、無理をして料理をつくることはありません。もちろん、「毎日3食とも外食」というわけにはいかないでしょうが、「外食」の頻度をほんのちょっとだけ高くすればいいのです。

ぶらぶらと散歩がてら、ファミレスでのランチも充実した時間になるでしょう。

途中で誰かと会えばおしゃべりができますし、「よかったら、お昼をご一緒しませんか」という話になる可能性もあります。

一人で食事をしても、会計のときに、

「おいしかったよ」

とお店の人に言えば、自分も相手も気持ちがいいはず。