株式会社 獺祭は、世界のトップシェフのネットワーク「Club des Chefs des Chefs (CCC)」と2025年6月、オフィシャル・グローバル・パートナー契約を締結。
11月15日~22日の期間、マカオ、深セン、バンコクで開催されたCCC総会を全面支援し、世界のシェフたちが作り出す各国の料理や食文化に、日本酒・獺祭がもつ魅力を提案。新たな価値を創造していくと発表した。
「獺祭」は山口県岩国市で生まれた純米大吟醸のみを作る酒蔵・ブランド。「最高においしいお酒を、より多くの人に」を理念に掲げ、繊細で芳醇な香りと、透明感のある味わい、長い余韻を楽しめる日本酒として世界40カ国以上で楽しまれている。
CCCは、「世界のトップ(王・貴族、大統領等)に仕える専属シェフたちのネットワークを確立し、各国の食を通した文化交流の機会を促進する」という理念を掲げた団体。
2024年10月にCCC創設者のジル・ブラガー氏、CCC代表兼モナコ宮殿料理長のクリスチャン・ガルシア氏が来日。山口の山奥にある獺祭の前を流れる川沿いのテラスにて、モナコ王国の大公が親しまれた料理と獺祭のペアリングディナーイベントを開催したことから両者の関係が始まった。
イベント当日には、獺祭の料理への愛と伝統への経緯を表し、獺祭会長の桜井博志さんへCCC名誉卒業証書が授与されている。
今回の取り組みに対し、獺祭社長・桜井一宏さんは
「食の頂点に立つ方々が、国境を越えて食文化を分かち合い新たな価値を創造していくCCCの理念は、私たちが各国の文化への敬意と尊重を大切にすることを前提に、日本酒を通じて目指してきた想いと同じです。 獺祭は、世界のシェフたちとともに、《食と日本酒》の新しい価値を提案していきます。」
とコメントを発表している。