青木さやかさん
(写真提供◎青木さん 以下すべて)
お笑いの仕事だけでなく、俳優・エッセイストとしても忙しい毎日を送る青木さん。『Nスタ』ゲストコメンテーターも務めています。今回は「赤ちゃんが得意ではなかった人として」を綴ります。

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ちゃんみなさんの発言で妊娠中のことを思い出した

藤本美貴さんと横澤夏子さんがMCを務めるトーク番組『夫が寝たあとに』のひとコマ。

ちゃんみなさんが「妊娠中にお腹の子どもにどう話しかけてよいか、会ったこともない人だし」という発言をしていて、16年前になる妊娠中のことを瞬間思い出した。

そもそも前々から子ども(小さな子ども)が得意ではなかった。
赤ちゃんが得意ではない、可愛いとは特に思えない、抱いてほしいと言われたら拒否したい、と言う勇気はなく、子どもと小動物をみたら、えかわいい~と答えること、と決まっていた。独身で出産してない立ち位置にいたわたしは、特にそう心がけた。なぜか。
子どもは可愛いと言わねばヤバい奴認定、と思い込んでいたのだろうか。

娘が描いた絵

余裕がある大人風、子どもに高い声を出して話しかけた。だいたいこんな感じでしょ。
「え、いくつ~?」と話しかけると、子どもはわたしの本心からでない、え、いくつ~?え、かわいい~を鋭く察知し真顔で見つめてくる。まわりの大人に気づかれないように、わたしも真顔で「え、なんですか?」と聞くと、サッと親の後ろに隠れる。すると親が「どうした、青木怖いよね~」と言い、その場がわっと笑いに包まれた。毛穴から恥ずかしさがわっと湧き出た。

こうやって笑われることを面白がれる自分になりたいが、無理目。

あーあ、こっちは独身あっちは子連れで集まるの疲れちゃうよ。へとへとです。喋りたかった友だちは子どもに夢中。違うフェーズに行ってしまった。さようなら。

夕日を見つめる娘