漫画『娘を縛る母』
専業主婦の青木ケイコさん(51歳)は20代で結婚し、ユウイチとエミ、ふたりの子どもを育ててきました。幼いころから、ケイコさんの言うことをよく聞き、すすめたものを素直に受け入れてくれるエミ。そんな姿を見るたび、手がかからず、育てやすい子だと感じていました。一方で、長男のユウイチは小学校高学年になるにつれて少しずつ反抗的になり、ケイコさんの言うことに口答えをすることも増えていきました。もちろんどちらも大切なわが子です。それでもケイコさんはいつしか、ユウイチの言動に戸惑うようになっていったのです

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息子ユウイチが23才のとき…

前話からの続き

漫画『娘を縛る母』

 

大学を卒業し、社会人になるユウイチ。内定をもらったA社は自宅からそれほど遠くなく、私は当然このまま家から通うものだと思っていました。

ところがある日、ユウイチが「ひとり暮らしがしたい」と言い出しました。思いがけないそのひと言に、私は言葉を失います。

社会人になる節目とはいえ、まさかこんなに早く家を出ることになるなんて……。

 

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