「おじさんへの風当たりが強い世間の風潮に『待った』をかけたい」。そう語るのは、SpotifyやYouTubeで若い世代を中心に支持を集めるマルチタレント、佐伯ポインティさんです。「価値観のアップデートを」と叫ばれる現代で、若い人とどのように接していけばよいのでしょうか。そこで今回はポインティさんの著書『嫌われおじさん 愛されおじさん』より一部を抜粋し、ポインティさんが<嫌われおじさん>の特徴をやさしく言語化してお伝えします。
「心血注いだ活動での集合写真が……」
地域の祭りで神輿の団体の長を務めています。これまでプライベートな時間を費やして取り組んできたのに、打ち上げの集合写真では私の顔が隠れていました。LINEグループで今後二度とないように皆にしっかりと注意しました。なんで若い人たちはこんな気配りもできないんですかね?
<ポインティさんの回答>
後半は怒りのあまり語気がかなり強くなっているけど、その手前には悲しみがあったわけですよね。
たぶん仕事の時間を調整して、プライベートな楽しみの時間も削って、地域のために神輿を準備してきたのに、集合写真で顔が隠れていたら、やっぱり悲しい気持ちになるかと思います。
心理学の領域では怒りは二次感情といわれるそうです。怒りの奥には、悲しみや寂しさといった一次感情があるという考え方です。