「老後資金はどう準備する?」「年金はいつ受け取るのが得?」定年前後のお金の問題に不安を抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか。ファイナンシャルプランナーである井戸美枝さんは「定年という人生の節目を迎えた後は、これまでの仕事から離れ、自分の好きなことをしながら、望む暮らしを選ぶ――そう考えても良いのではないでしょうか」と語ります。そこで今回は井戸さんの著書『図解でわかる 定年前後にやるべきこと大全』より一部を抜粋し、安心して第二の人生を迎えるための方法をお届けします。
老後の医療費はいくらかかる?
厚生労働省のデータによると、1人あたりの生涯医療費は約3000万円と推計されています。
<『図解でわかる 定年前後にやるべきこと大全』より>
生涯医療費の半分以上が65歳以降に発生しており、支出は加齢とともに増加しています。
<『図解でわかる 定年前後にやるべきこと大全』より>
民間の医療保険に加入していると保険給付が受けられますが、国民健康保険で自己負担額は70歳以上は2割負担、75歳以上は1割負担です。
<『図解でわかる 定年前後にやるべきこと大全』より>
年300万円の医療費がかかった場合、健康保険の自己負担率1割なので、月2万5000円かかる計算です(一般・低所得者区分)。