楠本まきさんが描く、「死んだ後の方が生き生きとしている妻」。落語「三年目」を現代的にリメイクすると――?
作家・松田青子によるワイルドで愉快な連作短編集『おばちゃんたちのいるところ』を、人気漫画家がコミカライズする特別企画。第1弾は『Kissxxxx』『赤白つるばみ』などの代表作を持つ楠本まきさん。短篇「楽しそう」は、落語「三年目」を下敷きにしたお話。死んだ妻の幽霊が、長いあいだ愛する夫の前に化けて出られなかったのは髪が伸びるのを待っていたから、というオチが通例だが、楠本まき×松田青子ワールドでリメイクすると…?

↓↓↓ 昔、死者は剃髪されて埋葬された――