7月1日から東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムでスタートした「ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会」。オープニング初日に会場で行われた記者会見で、嵐の5人がこの展覧会にこめたそれぞれの思いを語りました
メンバー間の距離感と同じ近さで
「いつも応援してくださっているファンの皆さんに“ありがとう”の気持ちで何かできないかな?」
――そんなメンバーの思いから企画がスタートしたという、この展覧会。「嵐を旅する」をテーマに、CDデビューした1999年から2019年まで、さまざまな嵐の展示をめぐりながら、20年間の時間旅行に出かけます。すべての展示内容は、5人全員で検討し、プロデュースしたとのこと。
櫻井(翔) 2018年の秋くらいからかな? アメリカのロサンゼルスに行ってこの展覧会のための撮影をしたり、最新の技術を駆使した展示もあるんですけど、そういうものの下見をしたり。長い時間をかけて、いろんな場所を訪ね、知識を入れながら作ってきたという感じです
2018年秋から始まったという打ち合わせは、19年に入ってからは週1以上のペースで行われたそう。ロサンゼルスの滞在時間中、番組収録の休憩、コンサート開演前の楽屋、ビジュアル撮影の合間……多忙なスケジュールの中から5人で時間を捻出し、作り上げた展示なのです。
ちなみに、「最新の技術を駆使した展示」とは、入場者が冒頭で体験する、360度の映像に囲まれるバーチャル空間のこと。詳細は実際に体感してのお楽しみですが、
相葉(雅紀) あれはこの展覧会のために撮りましたからね
松本(潤) そう。新しい技術を使わせていただいて。このコンテンツをどうやって僕らが面白くできるかな、このエキシビジョンのためにどう使うといいのかなって1年以上前からメンバー全員で話して。楽しんでもらえたらと思います
大野(智) 自分たちでも体験しましたけど、ちょっと恥ずかしかったね(笑)
と、メンバーの力の入れようが伝わってきます。
会場には、厳選された嵐のコンサートオープニング衣装や、もはや伝説となった“スケスケのビニール衣装”の展示もありました。全7ポーズ、計35体の展示は圧巻です。櫻井さんが会見で、「あのスケスケのビニールは本物か、まず最初に確認した」と話すと、会見場は笑いにつつまれました。
櫻井 コンサートなどで普段ファンの方が衣装を観るときは、けっこうな距離があるので、細部まで観ていただけることは、なかなかないのかなあと思いますね
二宮(和也) この距離はメンバーとの距離感と同じだからね。こんな近い距離で、「細部はこうなっているんだ」って、なかなかないんじゃないですかね