最近、若者の間でブームとなっている「昭和レトロ」や「昭和歌謡」。レコードや使い捨てカメラ、純喫茶やガラス小物など、昭和の雰囲気を感じさせるものが「エモい」と人気のようです。そんな中、若者に人気のアプリ「TikTok」では、昭和の懐かしソングに合わせて歌やダンスを披露する動画が流行している様子。そこで今回は、令和のいま、再び注目を集める昭和の曲をご紹介します。
『め組のひと』ラッツ&スター(鈴木雅之)
1983年にリリースされたラッツ&スターの1枚目(シャネルズ時代から通算すると10枚目)のシングル。同年、資生堂のCMにも採用されました。
曲の作詞をした麻生麗二は、中森明菜の「少女A」やチェッカーズの数々のヒット曲を手掛けた売野雅勇のペンネームです。
2010年に倖田來未がカバー、2018年にはTikTokで高速バージョンが流行。「めッ!」と目元にピースサインをするキャッチーなポーズが印象的です。
『学園天国』フィンガー5
1974年にリリースされたフィンガー5の4枚目のシングル。リスナーの掛け声をあおるイントロでおなじみです。
小泉今日子さんをはじめ数々のアーティストにカバーされています。
TikTokでは、主に中高生のスクールライフや制服での「踊ってみた」動画に使用されているようです。